What is Cannabinoid

 
CBDとは、大麻草に含まれる化学成分の一つで、「カンナビジオール」の略です。そして、よく似た名前の「カンナビノイド」とは一体なんだろう?
 
1 Cannabinoidとは?

2 代表的な一部をご紹介

 




1、Cannabinoidとは


カンナビノイドとは、大麻草に含まれる、現在100種類以上と発見されている、化学成分の総称。

2、代表的な一部をご紹介


大麻草に含まれるカンナビノイドは100種類以上あるといわれています。
ここでは、CBD以外の代表的なカンナビノイドをご紹介します。

  • THC (テトラヒドロカンナビノール)
  • CBG (カンナビゲノール)
  • CBN (カンナビノール)
  • その他、CBCCBDVTHCVCBLCBND、など。

・THC (テトラヒドロカンナビノール)

大麻の主要な精神活性物質。いわゆる「ハイになる」成分で、CBDに並ぶ代表的な化学物質です。日本では、麻薬取締法によって取締対象となっています。
THCは、生きている大麻ではTHCAとして存在し、伐採後に熱や光によって徐々に脱炭酸されてTHCへと変化します。
尚、THCAの状態で摂取しても精神作用はありません。THCには痛みの緩和、吐き気を抑え、けいれんを抑え、食欲増進の効果があります。

 

・CBG (カンナビゲノール)

CBGとは、CBDTHCの次に多く含まれる物質で、カンナビノイドの前駆体です。CBDTHCに変化する前の姿、といえば分かりやすいでしょうか。
ほぼすべての大麻草において、
少ないカンナビノイドで、一般的には1%も含まれていません。精神作用はありませんが、THCを摂取した際と同じような治療効果が報告されています。


・CBN (カンナビノール)

カンナビノールは、主に大麻の花が空気と長時間接触して生成されます。THCは酸化するとCBNになるため、古くて保存状態の悪い大麻にはCBNが豊富に含まれます。CBNの効果は、強力な鎮静薬として知られています。睡眠補助薬としての使用に関して言えば、CBNははるかに強力な化合物のようです。CBDが鎮静作用を示すのに必要な用量は100mgを超えますが、CBNははるかに低い用量で効果を示すと思われています。



上記、カンナビノイドが持つ治療への利点の理解はまだ始まったばかりであり、人間にどのような効果があるかどうかはまだすべて確認されていません。
残念ながら、治療上の利点があるという具体的かつ決定的なデータまだまだ少なく、特に日本においての使用は、法律観点、医療観点からも個人の責任とならざるを得ません。尚、医療用として使用する前には事前に医師に相談しましょう。